蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
コスプレ喫茶
梨香サイド 1
今日は、文化祭で行う模擬店を決めているところ。
昨年はそういったことに参加することはなかったけれど、今年はクラスみんなが仲良しなのでイベントが盛り上がる。
「では、喫茶店をやるということで…良いですか?」
クラス委員の言葉に、男子が発言する。
「どうせやるなら、メイド喫茶!」
「うちの女子、美人揃いだから客入るよなぁー。」
好き勝手言ってる男子に、アンジェが一喝する。
「メイド喫茶で学校の許可が下りるわけないだろ!」
新学期からルーズリーフのようなピアスを全部外し、今日は寝坊したせいなのか赤茶色の髪を逆立てていないアンジェ…。
サラサラのショートヘアなのに、子供っぽく見えなくて良いなぁ。
いつもの怖いくらいの迫力が激減しているせいか、『ダークエンジェル』の異名を持つ彼女がちょっと声を荒げるといつも萎縮する男子たちが、怯むことなく言い返す。
「申請は、普通に喫茶店で出せばいいじゃん。」
「私は、メイド服なんか絶対に着ないからな。」
アンジェは、眉間にしわを寄せながら言った。
他の女子からも
「メイド服はちょっとね…」
なんて声が上がったので、結局コスプレ喫茶で落ち着いた。
私もウエイトレスやるんだけど、どんな服着せられるんだろ?
昨年はそういったことに参加することはなかったけれど、今年はクラスみんなが仲良しなのでイベントが盛り上がる。
「では、喫茶店をやるということで…良いですか?」
クラス委員の言葉に、男子が発言する。
「どうせやるなら、メイド喫茶!」
「うちの女子、美人揃いだから客入るよなぁー。」
好き勝手言ってる男子に、アンジェが一喝する。
「メイド喫茶で学校の許可が下りるわけないだろ!」
新学期からルーズリーフのようなピアスを全部外し、今日は寝坊したせいなのか赤茶色の髪を逆立てていないアンジェ…。
サラサラのショートヘアなのに、子供っぽく見えなくて良いなぁ。
いつもの怖いくらいの迫力が激減しているせいか、『ダークエンジェル』の異名を持つ彼女がちょっと声を荒げるといつも萎縮する男子たちが、怯むことなく言い返す。
「申請は、普通に喫茶店で出せばいいじゃん。」
「私は、メイド服なんか絶対に着ないからな。」
アンジェは、眉間にしわを寄せながら言った。
他の女子からも
「メイド服はちょっとね…」
なんて声が上がったので、結局コスプレ喫茶で落ち着いた。
私もウエイトレスやるんだけど、どんな服着せられるんだろ?