蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
数日後
「リコは間違いなくメイド服だよ。」
模擬店を決めた日以来、髪を逆立てるのをやめたアンジェがそう言った。
彼女の髪の変化は、イメージチェンジらしい。
もっと髪が伸びたら、聖女のマリア像そのものだ。
その時は『ダークエンジェル』じゃなくて、『マリア様』って呼ばれるのかな?
そんなコト考えてたら、アンジェが続けて言った。
「お嬢様の一日メイドさんって売り文句で宣伝するって、男子が言ってた。」
「じゃあ、家から制服を借りなければ…。」
「リコん家のスカート、ロングだからダメ出し喰らうよ。
ミニスカ穿かせたいんだって。」
「えぇーっ、無理だよ。
制服のスカート丈だって、短いのに…。」
「膝が半分見える程度で、短いなんて言わないでよ…。
それに…。」
アンジェが、私に耳打ちする。
「ミニスカ穿くなんて知ったら、蒼からコンタクトあるかもよ?
あのエロ教師が、我慢できるわけないしねぇ…。」
そうかなぁ?
あの日以来、蒼先生とはお喋りもメールも…交わしてない。
「リコは間違いなくメイド服だよ。」
模擬店を決めた日以来、髪を逆立てるのをやめたアンジェがそう言った。
彼女の髪の変化は、イメージチェンジらしい。
もっと髪が伸びたら、聖女のマリア像そのものだ。
その時は『ダークエンジェル』じゃなくて、『マリア様』って呼ばれるのかな?
そんなコト考えてたら、アンジェが続けて言った。
「お嬢様の一日メイドさんって売り文句で宣伝するって、男子が言ってた。」
「じゃあ、家から制服を借りなければ…。」
「リコん家のスカート、ロングだからダメ出し喰らうよ。
ミニスカ穿かせたいんだって。」
「えぇーっ、無理だよ。
制服のスカート丈だって、短いのに…。」
「膝が半分見える程度で、短いなんて言わないでよ…。
それに…。」
アンジェが、私に耳打ちする。
「ミニスカ穿くなんて知ったら、蒼からコンタクトあるかもよ?
あのエロ教師が、我慢できるわけないしねぇ…。」
そうかなぁ?
あの日以来、蒼先生とはお喋りもメールも…交わしてない。