蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
蒼サイド 3
カーテンの向こうから、ドアが開く音がし、直後に
「蒼先生、いらっしゃいますか?」
という、坂下先生の声がした。
「はい。」
僕はベッドを仕切るカーテンの隙間から顔を出した。
坂下先生は少し驚いた表情で、僕にカーテンの外に出るよう指示をした。
そして、小声で注意する。
「女子生徒が休んでいるベッドのカーテンを閉じたまま、侵入しないでください。」
侵入って…、そんなイヤラシイ表現されたくない。
反論しようとしたら、
「噂を立てられてからでは、遅いですよ。」
「あ…。」
僕の教員生命が、ヤバイとでも言いたいのか。
いや、そんなコトよりも…
「余合が傷つきますね、気をつけます。」
坂下先生は頷くと、余合がいるベッドのカーテンの外から声をかけた。
「余合さん、起きていらっしゃいますか?」
「はい。」
高音の可愛らしい声が聞こえた。
「ご自宅までお送りいたしますので、支度をして校門前にいらしてください。」
坂下先生は、車を校門前に移動させるためか、保健室から出て行った。
「蒼先生、いらっしゃいますか?」
という、坂下先生の声がした。
「はい。」
僕はベッドを仕切るカーテンの隙間から顔を出した。
坂下先生は少し驚いた表情で、僕にカーテンの外に出るよう指示をした。
そして、小声で注意する。
「女子生徒が休んでいるベッドのカーテンを閉じたまま、侵入しないでください。」
侵入って…、そんなイヤラシイ表現されたくない。
反論しようとしたら、
「噂を立てられてからでは、遅いですよ。」
「あ…。」
僕の教員生命が、ヤバイとでも言いたいのか。
いや、そんなコトよりも…
「余合が傷つきますね、気をつけます。」
坂下先生は頷くと、余合がいるベッドのカーテンの外から声をかけた。
「余合さん、起きていらっしゃいますか?」
「はい。」
高音の可愛らしい声が聞こえた。
「ご自宅までお送りいたしますので、支度をして校門前にいらしてください。」
坂下先生は、車を校門前に移動させるためか、保健室から出て行った。