蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】

蒼サイド 1

僕は梨香と入れ換わるように、坂下先生のもとへ向かった。



「余合、何かあったんですか?」


「今度の旅行、1日目を私用で抜けたいということでした。」


「私用?」


「理由は言わなかったので断りましたら、納得して帰られました。

…が、1日目の余合さんの行動を注意して見ていただいてもよろしいでしょうか?」



納得して帰ったのであれば、梨香が破ることはないと思うんだけど…。



坂下先生は、梨香を信用していないのか?


一応、彼氏としては擁護したいのだけど、坂下先生は良い勘しているからな…。





「分かりました。」


僕はとりあえず、そう言うことにした。









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