蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
蒼サイド 2
帰りの新幹線、デッキでアンジェと話をした。
昨日は話もできない程だったけど、少しは回復したらしい。
「あのさ、蒼。」
「何?」
「昨日の痴漢騒ぎで、言いそびれたんだけどさ…。」
「うん?」
「自分の彼女差し置いて、他の女にアクセサリーあげるのどうかと思うよ?
リコ、泣いてた。」
マジかよ?
アクセサリーに興味持ってるようには、思えなかったんだけど?
「どう考えても、ぬいぐるみ見て
『可愛いー。』
なんて言ってたのに…。」
「じゃあ、ぬいぐるみをあげたの?
持ってなさそうだったけど。」
「デカかったから、梨香には内緒で宅配にした。
もう届いているころだと思うけど、要らないなんて言われるかな…。」
僕は頭を抱えた。
高校生、だもんな。
ぬいぐるみなんて、あげるような歳じゃないよな…。
「あの子まだネンネだし、部屋はぬいぐるみで溢れかえっているから大丈夫よ。
蒼がプレゼントしてくれたって知ったら、大喜びするわよ。」
だったら、いいけど。
あんまり、ネンネ過ぎても…。
僕としては、ちょっとな…。
昨日は話もできない程だったけど、少しは回復したらしい。
「あのさ、蒼。」
「何?」
「昨日の痴漢騒ぎで、言いそびれたんだけどさ…。」
「うん?」
「自分の彼女差し置いて、他の女にアクセサリーあげるのどうかと思うよ?
リコ、泣いてた。」
マジかよ?
アクセサリーに興味持ってるようには、思えなかったんだけど?
「どう考えても、ぬいぐるみ見て
『可愛いー。』
なんて言ってたのに…。」
「じゃあ、ぬいぐるみをあげたの?
持ってなさそうだったけど。」
「デカかったから、梨香には内緒で宅配にした。
もう届いているころだと思うけど、要らないなんて言われるかな…。」
僕は頭を抱えた。
高校生、だもんな。
ぬいぐるみなんて、あげるような歳じゃないよな…。
「あの子まだネンネだし、部屋はぬいぐるみで溢れかえっているから大丈夫よ。
蒼がプレゼントしてくれたって知ったら、大喜びするわよ。」
だったら、いいけど。
あんまり、ネンネ過ぎても…。
僕としては、ちょっとな…。