蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
当日、いつもの公園前で待ち合わせる。
蒼先生は、黒いダウンコートに細身のパンツ姿で車に乗ってきた。
車から降りると、私を見て目を輝かせた。
「梨香、着物だー!
可愛いっ。」
なんて、いきなり抱きしめる。
もう…誰かに見られたら、どうするのよぉ。
蒼先生の香水と…
「綺麗だよ、梨香。」
耳もとで囁く甘い声にすっかり酔ってしまって、抗おうとする腕に力が入らない。
「行こうか。」
という声と同時に、蒼先生は抱きしめる腕を緩めた。
まだ、新年の挨拶をしていなかったことを思い出した。
「先生、あけましておめでとうございます。」
「あけましておめでとう、梨香。」
蒼先生は、そう言うとはにかんだ。
車を走らせて着いた先は、参拝客があまりいない小さな神社だった。
「大きいとこだと、誰かに出くわす心配あるし…。
ココは学業に効くっていうから、しっかりお参りしておけよ。」
蒼先生にはそう言われたけど、お願いするのはやっぱり…私たちのコトだよね。
蒼先生は、黒いダウンコートに細身のパンツ姿で車に乗ってきた。
車から降りると、私を見て目を輝かせた。
「梨香、着物だー!
可愛いっ。」
なんて、いきなり抱きしめる。
もう…誰かに見られたら、どうするのよぉ。
蒼先生の香水と…
「綺麗だよ、梨香。」
耳もとで囁く甘い声にすっかり酔ってしまって、抗おうとする腕に力が入らない。
「行こうか。」
という声と同時に、蒼先生は抱きしめる腕を緩めた。
まだ、新年の挨拶をしていなかったことを思い出した。
「先生、あけましておめでとうございます。」
「あけましておめでとう、梨香。」
蒼先生は、そう言うとはにかんだ。
車を走らせて着いた先は、参拝客があまりいない小さな神社だった。
「大きいとこだと、誰かに出くわす心配あるし…。
ココは学業に効くっていうから、しっかりお参りしておけよ。」
蒼先生にはそう言われたけど、お願いするのはやっぱり…私たちのコトだよね。