蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
チョコレート
梨香サイド 1
2月の3連休、アンジェと2人で家のキッチンを占領する。
誰が発案したのか、クラスの男子全員に手作りチョコをあげようっていう企画で、誰が作ったものかを当てさせ正解した分だけあげることになった。
ただあげるだけじゃ面白くないっていうのが、理由らしい。
「リコのクラスって、昨年もこんなことしたの?」
アンジェの言葉に、首を横に振る。
1年の時は、みんな仲良しってわけじゃなかったし。
「…だろうね、今年のクラスは良い奴と面白い奴が揃ったよ。」
クラスの男子にあげる1口サイズチョコを、アンジェと2人で作る。
他にも、剣道部員にあげる義理チョコや蒼先生への本命チョコを作った。
アンジェは、他のチョコを作る素振りがないので聞いてみた。
「あのヒトへのチョコは?」
「あげても、迷惑なだけだよ…。」
彼女は少し、悲しそうに微笑んだ。
誰が発案したのか、クラスの男子全員に手作りチョコをあげようっていう企画で、誰が作ったものかを当てさせ正解した分だけあげることになった。
ただあげるだけじゃ面白くないっていうのが、理由らしい。
「リコのクラスって、昨年もこんなことしたの?」
アンジェの言葉に、首を横に振る。
1年の時は、みんな仲良しってわけじゃなかったし。
「…だろうね、今年のクラスは良い奴と面白い奴が揃ったよ。」
クラスの男子にあげる1口サイズチョコを、アンジェと2人で作る。
他にも、剣道部員にあげる義理チョコや蒼先生への本命チョコを作った。
アンジェは、他のチョコを作る素振りがないので聞いてみた。
「あのヒトへのチョコは?」
「あげても、迷惑なだけだよ…。」
彼女は少し、悲しそうに微笑んだ。