蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
蒼サイド 1
「蒼先生、意外と足速いね。
もっと、本気になって走れば良かったよ…。」
最後に僕に抜かされた体育科の教員が、息を切らしながら負け惜しみを言った。
いや、アンタ本気だったでしょ?
ウチのチームの応援席見て、気が緩んだってとこじゃないの?
チアリーダーの衣装着た女子総勢で、脚線美披露してたからなぁ。
体育科教員が、ウチのチームの応援席に視線を移す。
「好みの脚、見つかりました?」
「普段拝めない余合さんの脚は良い…って、何を言わせる!?」
へぇー、梨香のねぇ…。
ヒトの彼女の脚を、舐め回すように見てんじゃねぇよ!
こんなとこで、そう言うわけにもいかず…
「チームメイトに対する言い訳、考えた方が良いですよ。
女子生徒の脚に見惚れてたなんてバレたら、エロ教師の烙印押されちゃいますし?」
僕の言葉で、その教員はムッとしたようだった。
リレーメンバーが集まっているところへ向かうと、アンジェに声をかけられた。
「やるじゃん、蒼。
あの体育教師って相当ヤな奴だから、今の会話をクラスのみんなにも聞かせてやりたいわね。
みんな、アンタを賞賛するよ。」
「お前な…、リレーの誉め言葉は無いのか?」
「蒼なら、トップでゴールして当然。」
「厳しいな…。」
「まぁまぁ、応援席にはリコが満面の笑みで待ってるわよ。
私の賞賛より、リコの賞賛の方が嬉しいでしょ?」
応援席を見ると、僕が視線を向けたことに気づいたのか、梨香がポンポンを振っていた。
2人きりになったら、ご褒美でもねだってみようか。
もっと、本気になって走れば良かったよ…。」
最後に僕に抜かされた体育科の教員が、息を切らしながら負け惜しみを言った。
いや、アンタ本気だったでしょ?
ウチのチームの応援席見て、気が緩んだってとこじゃないの?
チアリーダーの衣装着た女子総勢で、脚線美披露してたからなぁ。
体育科教員が、ウチのチームの応援席に視線を移す。
「好みの脚、見つかりました?」
「普段拝めない余合さんの脚は良い…って、何を言わせる!?」
へぇー、梨香のねぇ…。
ヒトの彼女の脚を、舐め回すように見てんじゃねぇよ!
こんなとこで、そう言うわけにもいかず…
「チームメイトに対する言い訳、考えた方が良いですよ。
女子生徒の脚に見惚れてたなんてバレたら、エロ教師の烙印押されちゃいますし?」
僕の言葉で、その教員はムッとしたようだった。
リレーメンバーが集まっているところへ向かうと、アンジェに声をかけられた。
「やるじゃん、蒼。
あの体育教師って相当ヤな奴だから、今の会話をクラスのみんなにも聞かせてやりたいわね。
みんな、アンタを賞賛するよ。」
「お前な…、リレーの誉め言葉は無いのか?」
「蒼なら、トップでゴールして当然。」
「厳しいな…。」
「まぁまぁ、応援席にはリコが満面の笑みで待ってるわよ。
私の賞賛より、リコの賞賛の方が嬉しいでしょ?」
応援席を見ると、僕が視線を向けたことに気づいたのか、梨香がポンポンを振っていた。
2人きりになったら、ご褒美でもねだってみようか。