蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
捜査始動
蒼サイド 1
昨日は松戸に酷い目に遭わされ、失くし物までした。
散々な日だったな…。
そう思っていたときに、脩一に呼び止められた。
「昨日は、スミマセンでした。」
脩一が、頭を下げた。
ロン毛を染めて見た目は派手だが、根は良い奴らしい。
「君が詫びの言葉を言うことは無いよ、コレを守ってくれただろう?
ありがとう。」
僕はそう言いながら、左胸に手をあてる。
「話がそれだけなら、もう良いかな?
申し訳ないが、用事があるんだ。」
僕がそう言うと、脩一は1枚の写真を差し出した。
1年ほど前、卒業式に梨香と2人で撮った写真…。
彼女の左薬指には、僕があげた指輪が光っていた。
僕が、失くしたと思って探していたものだ。
「これ、探してたんだ。
本当に、君には感謝する。」
脩一から写真を受け取ると、彼が口を開いた。
「写真の女の子、桜小路の知り合いなんだ。
あの、先生には悪いんだけど、哲也を…いえ、弟さんを軽く絞めあげて、先生と彼女のこと聞き出した。」
哲也と兄弟だってバレたってことは、梨香の話も洗いざらい喋っただろうな…。
「先生は彼女のこと亡くなったって言ってたけど、桜小路が正月に会っているんだ。」
正月って、今年の…か!?
散々な日だったな…。
そう思っていたときに、脩一に呼び止められた。
「昨日は、スミマセンでした。」
脩一が、頭を下げた。
ロン毛を染めて見た目は派手だが、根は良い奴らしい。
「君が詫びの言葉を言うことは無いよ、コレを守ってくれただろう?
ありがとう。」
僕はそう言いながら、左胸に手をあてる。
「話がそれだけなら、もう良いかな?
申し訳ないが、用事があるんだ。」
僕がそう言うと、脩一は1枚の写真を差し出した。
1年ほど前、卒業式に梨香と2人で撮った写真…。
彼女の左薬指には、僕があげた指輪が光っていた。
僕が、失くしたと思って探していたものだ。
「これ、探してたんだ。
本当に、君には感謝する。」
脩一から写真を受け取ると、彼が口を開いた。
「写真の女の子、桜小路の知り合いなんだ。
あの、先生には悪いんだけど、哲也を…いえ、弟さんを軽く絞めあげて、先生と彼女のこと聞き出した。」
哲也と兄弟だってバレたってことは、梨香の話も洗いざらい喋っただろうな…。
「先生は彼女のこと亡くなったって言ってたけど、桜小路が正月に会っているんだ。」
正月って、今年の…か!?