蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
初デート
梨香サイド 1
学年末考査が終わった直後、蒼先生とデート。
学校のコに2人でいるところを見られないように、人が集まるとこを避けてドライブする。
家の近くに人気の無い小さな公園があるので、その前で待ち合わせることにした。
桜色のワンピースに白いケープを羽織り、厚底のブーツを履く。
150cmにも満たない身長しかない私は、少しでも蒼先生と釣り合うようになりたかった。
誰かが『恋人との身長差は、ヒールの靴履くことを考えると15cmくらいが理想』なんて言っているのを耳にしたことあるけど、私と蒼先生とでは、その倍以上ある…。
公園の前で待っていると、シルバーのミニバンがやってきた。
「梨香、お待たせ。」
エンジ色のライダースジャケットに黒の細身のパンツを穿いた蒼先生が、助手席のドアを開けてくれた。
うわぁ…カッコイイ。
アンジェくらい美人で背が高かったら、釣り合うんだろうな…。
試験より、お化粧の勉強でもしておけば良かった…と後悔しながら車に乗り込んだら、慣れない厚底で足を踏み外した。
「大丈夫か?」
「はい…。」
気持ちは、大丈夫じゃないケド…。
学校のコに2人でいるところを見られないように、人が集まるとこを避けてドライブする。
家の近くに人気の無い小さな公園があるので、その前で待ち合わせることにした。
桜色のワンピースに白いケープを羽織り、厚底のブーツを履く。
150cmにも満たない身長しかない私は、少しでも蒼先生と釣り合うようになりたかった。
誰かが『恋人との身長差は、ヒールの靴履くことを考えると15cmくらいが理想』なんて言っているのを耳にしたことあるけど、私と蒼先生とでは、その倍以上ある…。
公園の前で待っていると、シルバーのミニバンがやってきた。
「梨香、お待たせ。」
エンジ色のライダースジャケットに黒の細身のパンツを穿いた蒼先生が、助手席のドアを開けてくれた。
うわぁ…カッコイイ。
アンジェくらい美人で背が高かったら、釣り合うんだろうな…。
試験より、お化粧の勉強でもしておけば良かった…と後悔しながら車に乗り込んだら、慣れない厚底で足を踏み外した。
「大丈夫か?」
「はい…。」
気持ちは、大丈夫じゃないケド…。