蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
蒼サイド 1
終業式後、数学科教材室に一人でいると、アンジェが入ってきた。
「蒼、今いいか?」
「何か用か?」
アンジェが、数枚の写真を僕の机上に置いた。
この前、梨香とデートしたときの…ものだった。
こんなに早く、バレるとはな…。
「取引、しない?
2年のクラス替え、梨香と一緒になれるように便宜図ってよ。」
「そんなことより、数学の補習取消でも要求したらどうだ?」
「補習のことはいい、要求呑むの?」
「断る。」
「アンタ、そんなこと言っていいの?
こんなものが表に出たら、リコは退学、アンタはクビだよ?」
アンジェは、机上の写真を僕に突きつける。
それには、梨香を抱きしめる僕が写っていた。
「蒼、今いいか?」
「何か用か?」
アンジェが、数枚の写真を僕の机上に置いた。
この前、梨香とデートしたときの…ものだった。
こんなに早く、バレるとはな…。
「取引、しない?
2年のクラス替え、梨香と一緒になれるように便宜図ってよ。」
「そんなことより、数学の補習取消でも要求したらどうだ?」
「補習のことはいい、要求呑むの?」
「断る。」
「アンタ、そんなこと言っていいの?
こんなものが表に出たら、リコは退学、アンタはクビだよ?」
アンジェは、机上の写真を僕に突きつける。
それには、梨香を抱きしめる僕が写っていた。