蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
休憩になったので、ホワイエでドリンクを飲みながら、お喋りする。
「先生ったら、いきなり眠っているんだもの…びっくりしました。」
「中間考査の問題考えるのに、睡眠時間削っているからな…。」
「じゃあ、私とのデートは無理して時間作ってくれたの?」
「そんなことないよ。
梨香とのデートは必要不可欠、無いなんて考えられない。
…で、どうだった?」
「先生、まつげ長いし、おヒゲないし、本当に綺麗ですよね。
見とれてしまいました。」
そう言ったら、コーヒーを飲んでいた蒼先生がむせた。
「ナルシストじゃあるまいし、誰が顔のことを聞きたいなんて言うか?
コンサートのことだ。
それと、この顔は嫌いだから、あまり言わないでくれ。」
蒼先生は、頭をかかえていた。
みんなから『かっこいい』って言われるその顔の、どこにコンプレックスがあるんだろう?
後半を聴くために、席へ戻る。
コンサートは後半の方が良かったかな。
前半は、演奏に耳を傾けるどころじゃなかったっていうのもあるけど。
「先生ったら、いきなり眠っているんだもの…びっくりしました。」
「中間考査の問題考えるのに、睡眠時間削っているからな…。」
「じゃあ、私とのデートは無理して時間作ってくれたの?」
「そんなことないよ。
梨香とのデートは必要不可欠、無いなんて考えられない。
…で、どうだった?」
「先生、まつげ長いし、おヒゲないし、本当に綺麗ですよね。
見とれてしまいました。」
そう言ったら、コーヒーを飲んでいた蒼先生がむせた。
「ナルシストじゃあるまいし、誰が顔のことを聞きたいなんて言うか?
コンサートのことだ。
それと、この顔は嫌いだから、あまり言わないでくれ。」
蒼先生は、頭をかかえていた。
みんなから『かっこいい』って言われるその顔の、どこにコンプレックスがあるんだろう?
後半を聴くために、席へ戻る。
コンサートは後半の方が良かったかな。
前半は、演奏に耳を傾けるどころじゃなかったっていうのもあるけど。