蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
夕方、車を走らせていると、突然雨が降ってきた。


傘を持たない人の多くが、雨宿りをしている。




信号待ちで車を停めていると、1人の女が僕の車に駆け寄ってきた。


「柾樹、悪いんだけど送ってよ。」


学生の時に付き合ってた女の1人だった。




なぜか長続きすることがないので、何人目の女だったか…覚えていない。


「家、近所?」


「電車で20分ほど。」



はぁ?


そんなとこまで送る気無い…。




「家まで送るのは勘弁して欲しいけど、ウチ来るか?

通り雨だし、髪乾かしてる間に止むだろ。」



「じゃ、そうさせてもらうわ。」








 






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