蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
蒼先生が玄関に向かうと、ミニスカートの女の人が現れた。



その人は


「忘れ物を取りに来た。」


と、中に入ってきた。


「先生のカノジョ!?」


男子が騒ぐと、その人はフフって笑った。





彼女がベッド近くのごみ箱をウッカリひっくり返したので、片付けを手伝う。


その最中、私が手にしたものに視線が集まった。




封が切られた銀色の包み、私にはこれが何なのか分からなかった。



「それ、ゴムの包みじゃん…。」


「先生、昨晩カノジョとヤったのー!?」


男子たちが騒ぎ立てる内容で、どういうことか理解した。




視界がぼやけてきた。


泣いたら、蒼先生との関係がバレてしまう。



我慢しなきゃ、でも…。








 
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