蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
アンジェが私の手から、それを奪ってごみ箱に捨てる。
「手、洗いに行こう。」
私は、アンジェに手をひかれるまま歩いた。
「リコ、泣き言は後でいくらでも聞いてあげるし、蒼にヤキ入れてあげるから、ここ出るまでは我慢しな。」
洗面所で、アンジェがそう言ってくれた。
…だよね。
アンジェは私の目を拭うと、洗面所にあったビンを手に取って言った。
「蒼が使っている香水、セクシーボーイだってさ…。
ボーイなんて年じゃないだろ。」
蓋を開けたら、いつも蒼先生から漂っている香りがした。
蒼先生の香りを胸いっぱいに嗅いだら、ほんの少しだけザワザワした気持ちが…抑えられた感じがした。
「手、洗いに行こう。」
私は、アンジェに手をひかれるまま歩いた。
「リコ、泣き言は後でいくらでも聞いてあげるし、蒼にヤキ入れてあげるから、ここ出るまでは我慢しな。」
洗面所で、アンジェがそう言ってくれた。
…だよね。
アンジェは私の目を拭うと、洗面所にあったビンを手に取って言った。
「蒼が使っている香水、セクシーボーイだってさ…。
ボーイなんて年じゃないだろ。」
蓋を開けたら、いつも蒼先生から漂っている香りがした。
蒼先生の香りを胸いっぱいに嗅いだら、ほんの少しだけザワザワした気持ちが…抑えられた感じがした。