跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
STEP1♥彼女の笑顔
ー和也sideー
「緑川さん…外出ですか?」
「え、あ…」
俺は、受付にいつも、座っている彼女にエントランスの入口で呼び止められた。
彼女の名前は桜瀬桃(オウセモモ)さん。
俺と同じ22歳だけど、俺よりも2年先輩の社員。
就活で初めて会社説明会に訪れた俺の受付したのも彼女。
「休憩…ですか?」
「え、あ…今…終わってランチから帰って来たところです」
「へぇ~っ…そうですか」
俺と彼女の間には変な緊張感が漂う。
社内のエントランスで油を売っててはダメだ。取引先に行かないと。
「どーぞ」
「えっ!?」
彼女は俺に持っていた缶コーヒーをくれた。
「自販機のくじで当たったっていうか…あげます」
「どーも」
「え、あ…」
俺は、受付にいつも、座っている彼女にエントランスの入口で呼び止められた。
彼女の名前は桜瀬桃(オウセモモ)さん。
俺と同じ22歳だけど、俺よりも2年先輩の社員。
就活で初めて会社説明会に訪れた俺の受付したのも彼女。
「休憩…ですか?」
「え、あ…今…終わってランチから帰って来たところです」
「へぇ~っ…そうですか」
俺と彼女の間には変な緊張感が漂う。
社内のエントランスで油を売っててはダメだ。取引先に行かないと。
「どーぞ」
「えっ!?」
彼女は俺に持っていた缶コーヒーをくれた。
「自販機のくじで当たったっていうか…あげます」
「どーも」
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