跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
結局、桃はハンバーグ、俺は鮭、羽原さんはチキン南蛮、黄田川さんは唐揚げになった。
「緑川さんって…華道の次期家元なのよね」
「桃が話したの?」
「ううん。柏木さんが『氷見流本家』の研究生で…」
「あの柏木さんが!?」
「うん」
「緑川さん、訪ねて美女がやって来たわよ~っ」
「・・・舞子さんは・・・」
俺の口から舞子さんの名前が出ただけで、桃の顔が暗くなって来た。
気にしてくれるのは桃が俺を愛してくれてる証拠だけど。
桃に暗い顔されるのは辛いし、苦しくなる。
「顔見知りだけど…それ以上の関係はないから。気にしないで、桃」
「緑川さんって…華道の次期家元なのよね」
「桃が話したの?」
「ううん。柏木さんが『氷見流本家』の研究生で…」
「あの柏木さんが!?」
「うん」
「緑川さん、訪ねて美女がやって来たわよ~っ」
「・・・舞子さんは・・・」
俺の口から舞子さんの名前が出ただけで、桃の顔が暗くなって来た。
気にしてくれるのは桃が俺を愛してくれてる証拠だけど。
桃に暗い顔されるのは辛いし、苦しくなる。
「顔見知りだけど…それ以上の関係はないから。気にしないで、桃」