跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
舞子さんは俺と桃の婚約を祝福してくれた。
* * *
俺は部屋で…桃の華道の個人レッスン。
浅めで地味な色合いの花器を選ぶ。花材を目立たせる為。
花材は秋の季節に相応しい、薄と小菊に桔梗。
「花材には立った姿、斜めに水平に垂れた姿の美しいモノがあるんだ」
俺はテーブルに花材を並べて、桃に説明する。
「はい…」
俺に説明に素直に相槌を打つ桃が可愛い。
レッスンどころじゃない。
気が完全に逸れていた。
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俺は部屋で…桃の華道の個人レッスン。
浅めで地味な色合いの花器を選ぶ。花材を目立たせる為。
花材は秋の季節に相応しい、薄と小菊に桔梗。
「花材には立った姿、斜めに水平に垂れた姿の美しいモノがあるんだ」
俺はテーブルに花材を並べて、桃に説明する。
「はい…」
俺に説明に素直に相槌を打つ桃が可愛い。
レッスンどころじゃない。
気が完全に逸れていた。