跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
焼酎はグッと我慢。
店を出て、黄田川さんと羽原さんカップルとはお別れした。



もう少し二人には一緒にいて欲しかったけど。

向こうは早く二人になりたい感じだったので、気を利かせた。



酒豪の件で、和也とはギクシャクしていた。


二人がいいクッションの役割していたのに。


二人が消えた途端。


私たちの間には険悪な風が吹き荒れる。



「…桃が酒豪だなんて信じられない」


「どうして?」


「飲めなさそうに見えるもん」


それは和也の見解で・・・







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