跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
多分、仕事は辞めると思う…



食後、私は和也からのプレゼントを貰おうと寝室に入った。



「!?」



ベットの上に置かれた白い浅めの長方形の箱。



和也は箱の蓋を開けて、中身を取り出す。



「来年の正月の生け始めにお前を正式に…門下生たちに婚約者として紹介する…その時…着る着物と帯だ…」



和也が着物を広げて、私に羽織らせた。



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