跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
コンコンと軽快なノックの音。


「若様」

和也の母親の声。

「家元があなたに少し話があるみたい…」

「え、あ…分かりました…今すぐ…行きます」


私は和也の膝の上から、立ち上がった。


「父さんの無粋だな…せっかく…これから桃と楽しもうと思ったのに…」
和也は恨めしそうな呟き、名残惜しく私の右頬にキス。

「私もお手洗い…行こうかな…」

「一緒に出る?」

「うん」


私は和也と仲良く手を繋ぎ、控え室を出た。


「じゃあ~」

お手洗いの前でお別れ。


「じゃあ~トイレ出たら、控え室に戻っとけよ…続きするから」

「えっ?続きって・・・」
マジで、私の着物脱がす気?


正月早々からーーー・・・

和也…Hなんだから。

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