跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
私は仕事中だったけど、嗣成さんに外へ連れ出されてしまった。
嗣成さんは向かった先は、今度、華道展が開催されるダイヤモンドホテル銀座。
案内された先はホテルの一室だった。
「たくっ~俺をいつまで、待たせるんだ!?」
智成様が一人で白いクロスの敷かれたテーブルの椅子に座っていた。
テーブルの上にはルームサービスの料理が並ぶ。
「君が和也との結婚に迷ってるって言うから…」
「え、あ」
私は嗣成さんに促されて、智成様の隣に座った。
「迷う原因か?」
「世界の違いと言うか…」
「世界の違いか…それなら、コイツに訊きゃいいなぁ~智成」
「俺?」
バケットを齧りながら、面倒臭そうに眉を寄せる。
嗣成さんは向かった先は、今度、華道展が開催されるダイヤモンドホテル銀座。
案内された先はホテルの一室だった。
「たくっ~俺をいつまで、待たせるんだ!?」
智成様が一人で白いクロスの敷かれたテーブルの椅子に座っていた。
テーブルの上にはルームサービスの料理が並ぶ。
「君が和也との結婚に迷ってるって言うから…」
「え、あ」
私は嗣成さんに促されて、智成様の隣に座った。
「迷う原因か?」
「世界の違いと言うか…」
「世界の違いか…それなら、コイツに訊きゃいいなぁ~智成」
「俺?」
バケットを齧りながら、面倒臭そうに眉を寄せる。