跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
「でも、柏木さんも30歳だし、年齢的には嗣成さんとお似合いかも。それにちゃんと華道の世界のコトも知ってるし…」
語尾を濁す桃の表情が淀んでいく。
「桃…」
「ゴメンなさい…和也…私…挙式の日取りも迫ってるし…ハッキリしなきゃね」
「俺には桃しかいない…」
「私…深く考え過ぎているかもしれない…」
「桃…明日…定時にここに来るから…一緒に見て欲しい場所があるんだ!」
「和…也!?」
俺は桃に柏木先輩のメルアドの携番を教えてもらって、嗣成さんとの約束を果たした。
語尾を濁す桃の表情が淀んでいく。
「桃…」
「ゴメンなさい…和也…私…挙式の日取りも迫ってるし…ハッキリしなきゃね」
「俺には桃しかいない…」
「私…深く考え過ぎているかもしれない…」
「桃…明日…定時にここに来るから…一緒に見て欲しい場所があるんだ!」
「和…也!?」
俺は桃に柏木先輩のメルアドの携番を教えてもらって、嗣成さんとの約束を果たした。