跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
「桃…和也って呼んで…」


「和也…」


「もう少し大きな声で言って…」


「和也…」


「うん。いいよーっ。上出来…桃」


和也は私の頭を優しく撫で撫で。


「お利口お利口…」



芸の出来た犬みたいな感じで、褒め回す。



「私は飼い犬じゃないわよ…」


「わかってる…俺の女…」


和也は私の唇にキスを落とす。



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