跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
「和也は私よりも辛い恋愛して来たんだね…」



「えっ!?」


「…」


桃の両手が俺の背中に回った。俺を抱き返す。


俺は桃の唇にキスをした。何度も啄むように、軽いキスを落としていく。
不意に瞼を開いた桃の瞳。

うっとりした蜂蜜のように甘くとろけた視線で俺を見つめる。


その瞳は無意識に俺を誘惑した。


桃と過ごした初めての夜。


危ないくらい桃に溺れている。


心が焦げるほど、君を愛してしまってる…










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