跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
和也は結局、私の自宅にお邪魔。


家の前に車を停めて、塁と野球を始めた。



「会社の同僚?」


「今年入った新入社員だけど…でも、営業成績はNO1よ」


「へぇ~っ」


お父さんは日曜出勤で不在。


私はお母さんとキッチンに立ち、夕食作り。



ウチの弟の塁は11年ぶりに出来た子供。

塁が生まれるまでは私は一人っ子だった。


現在は小6で…草野球チーム『葛飾アポロ』に所属。ピッチャーを務めていた。



「誠一郎さんとは別れたの?」


「うん。まぁー…私…緑川さんと結婚するかもしれない」


「…結婚?早くない??」


「結婚してもいいかなって思える…相手が早く現れただけだよ」


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