跡目の花嫁さん~家元若旦那の極上のキス~
「ふーん。まぁー塁も懐いてるし…いい相手かもっ」


「お母さん…お茶!!」


塁と和也が家の中に入って来た。
塁は冷蔵庫を開けて、お茶の入ったペットボトルを取り出す。



「和也さんも喉、渇いただろっ??お茶、飲む?」


「俺は…」


「桃…ビール出してあげたら?」
お母さんは和也に気を遣った。


「ビールはちょっと…車できたのでお茶…頂きます」



和也は私たち家族に直ぐに打ち解けた。



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