†蝶鬼鈴Ⅱ†



新撰組の力の強大さに、敵はかなり、押されていた。


焦りも見えてきたとき…

拳銃が目に入った。


持っている人は、もちろん新撰組の羽織は着ていない。



銃口の向けられた先には


圧倒的に目立ち、刀をふる沖田さんの姿だった。




そう一瞬にしてさとり、体が反射するかのように


傾いたままの体が、その場から動いた。



っ………!



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