†蝶鬼鈴Ⅱ†

傷と涙



「キャーーーッ!!!!!!!!」

はぁ……ぁ。


視界がクラクラする。


私、撃たれたんだ…
痛いどころじゃない痛み。



こんな、馬鹿な私だけど。


少しは、皆の役に立てたかな?

薄れてゆく意識の中…

懐かしい、優しい声が私の心に響いていた。





沖田さん――――――――――
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