†蝶鬼鈴Ⅱ†



――――――――。

「ぐはっ」

「うわぁぁぁー」


あちらこちらから、呻き声が聞こえる。


今となっては、あんなにいた奴等は、もう数える程しかいない。




そろそろ、しまいだと思った頃。


近くから、近藤さんの呻く声が聞こえた。



「近藤さん!!!」


局長とあって、狙われていたらしい。


僕は、すぐさま周りの奴等をかたずけた。





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