†蝶鬼鈴Ⅱ†


僕は、急いで女に駆け寄った。


「大丈………ぇ………」


その瞬間、頭が真っ白になった。


「おい!総司、無事か?!」


「土方さん…………」

そのまま近づいて来る、土方さんに僕は、ただ見つめることしか出来なかった。



ひたすら、今の現状を忘れようと。


「総司、さっさと………っ。まさか…静乃か?」





““静乃ちゃん“”






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