†蝶鬼鈴Ⅱ†


それが、より冷血感を引き立たせている。


「じゃ、隊士に怪我人がいるから。医療室まで、手を貸して上げて」


「わかった」


返事をしたと同時に、総司はスタスタと屯所の中に入っていった




「佐之!あいつ、大丈夫か?」


「……。大丈夫どころじゃねえよ、あれはかなりヤバいな。」



その言葉に、間者たちが理解したのは…




すぐのことだった。






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