†蝶鬼鈴Ⅱ†
「静乃のことか。あいつは俺のだ。お前らのような奴らに預けるのは、まっぴらごめんだな。」
「どういう意味かな。」
っと言うと、沖田さんは刀に手をかけ構える。
「そのままの意味だ。」
「なら、返す訳には行かないな。」
「お前らに一つ忠告しとく。」
男は、沖田さんの言葉を無視して、さらに喋り始めた。
「なんだ。」
「もう、静乃には関わらない方がいい。お前らに、あいつは抑えられない。」
「言わしてもらうが。何を言っているのかさっぱり分からないんだが。」
と、原田さんが口にした。