†蝶鬼鈴Ⅱ†


「なんだ、言いにくいのか。」

もう!!
やけくそだっ


『島原です』

覚悟を決めるほどでは無いけど、目をギュっとつぶって言った。



「なっ……。」

案の定、土方さんはかなり驚いてるし。


「お前…」


『芸子じゃありませんよ。裏の仕事してます。』


そう言うと、ホッとしたような顔をしていた。

「なら良いんだが。」

その後、島原の生活について沢山質問された。


ひつこいと思うくらいに



まぁ。
心配してくれるのは、ありがたいけど。




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