†蝶鬼鈴Ⅱ†



いったい君は、どこにいるんだよ………



そう届きもしない願いを思いながら、僕は眠りについた。


その頃



「ッ…ちくしょ!!!」


よりによって、何でここなんだ。



監察から受け取った、島原の場所は静乃の働いている場所だった。


屯所から離れているから、少し安心してはいたが……。



「どうすりゃいいんだ」


誰かに相談するわけにもいかねぇ。


そんなことしたら、あいつとの約束が守れない







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