†蝶鬼鈴Ⅱ†


紗枝の奴、何考えてやがる。

あいつがいることを知っているのか?


いや、そんなことは無いはずだ。

静乃は誰にも、俺以外に会っていないと言っていたし



だが、あいつらの情報網はかなりの腕前だ。



チッ。こんなことになるんだったら、あいつに伝えとけば良かった…


今さら後悔しても遅いが。



お前にもう一度…


戻ってきて欲しい………









< 50 / 124 >

この作品をシェア

pagetop