†蝶鬼鈴Ⅱ†


次の日

「ふぁ………。ねむっ」


なんか最近、あんまり眠れないな。

そのせいで、寝不足が続くし…。



二度寝は不可能だと思った私は、布団から出た。

『さてと!!』


自分の頬をピシッと叩き気合いを入れる。


支度をしはじめているとドアのノックする音が聞こえた。



『は~い。』


こんな早くから誰だろ。

ドアを開けると、仁子さんがいた。



「お越しちゃったかしら?ごめんなさいね。」







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