†蝶鬼鈴Ⅱ†


「おっ新人か!」

中には40才位の酔っぱらいがいた。


まぁ、当たり前だけどね…。



私はしばらく相手をしていると、仁子さんに呼ばれた。

「静乃ちゃん、どう?」


『まぁ。なんとか…』

客の前じゃ、しゃべるのだって大変。

「そう♪えっと、じゃあ隣の方をお願いできるかしら。」


『はい。』
また、酔っぱらいかな。

こんなこと言ってられないけどね。



「あんまり、あなたにお相手させたくないんだけど……。」







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