†蝶鬼鈴Ⅱ†


『なっ、何するんですか!』

「知らないようだから、教えてやろうと思ってな。」


はい?
何言ってるの?


バランスを崩した私は、男の腕の中にいた。


『は、話して下さい!!』

この男…やばい。



その言葉が、私の頭の中をよぎった。

ばかっ。
何で、気づかなかった訳!!



どうしよう…………。






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