†蝶鬼鈴Ⅱ†

恐怖と危機




何とか逃げ出そうと、もがいても、男の人の力には勝てない。


そんな私を、あざ笑うかのように頭上からクスッと聞こえる。



「お前も馬鹿だな。少しは警戒しろよな!」


『キャッ!』

ますます強くなる力に押され、私はそのまま倒れてしまった。


この体勢はやばいよね

島原ってこんなに、危険だったの?



いや…こいつがおかしいんだ。






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