†蝶鬼鈴Ⅱ†



「遅くなってごめんね?」



うみちゃんのせいじゃない…


そう言いたいのに、私はただ首を横にふることしか出来なかった。







その後、仁子さんも駆けつけ、とっても謝れた。



どうやら、偉いかたで私を指命したらしい







私は、この時をきっかけに



“男”という一つの枠に恐怖を感じるようになった。








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