†蝶鬼鈴Ⅱ†



手紙から、いろんなことをしていたら、あっという間に時間が過ぎていた。



はぁ…………。
なんか、久しぶりに出るから緊張するな。


「し、静乃ちゃん!!?」


下に着くと、ちょうど階段の近くにいた、うみちゃんが近寄ってきた。






『うみちゃん…』


「良かった…。心配してたんだよ?」


『うん。ごめんね』


うみちゃんは、ニッコリ私に微笑むと、私の後ろを見た。








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