†蝶鬼鈴Ⅱ†


やっとの思いで、下に続く階段へと着いた。


下からは、鉄のような匂いがかなりした。

『うっ………………』


どうしよ、今下に行けばまきぞいを食らうだろうし。



私は、恐る恐る。上から下を覗いてみた。



『あっ…。』


そう一番に目に入ったのは、新撰組の羽織だった。



そこには、離れてしまった…




あの人の姿もあった。


『ぉ、沖田さん…』







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