幸せである理由
君は私をどれだけ喜ばせたいの?



嬉しくて涙腺は決壊。



心臓はドキドキしすぎて、全身は熱い。





「雫……好きだ……」


「…っ!!!…うんっ!!」


「……幸せにするから。」



ポツリと耳元で囁かれた言葉に私は首を横に振った…




「雫…?」



そんな私を見て、不思議そうな声を出す蒼斗に私は精一杯の思いを伝えた…





「側にいてくれるだけでいいのっ…!」




「っ……!」




「っ私は…蒼斗と一緒にいられるだけで幸せだよっ……?…だから…っ……!!」





再び触れた蒼斗の唇…




長い長い噛み付くような甘い口付け…






蒼斗……




私にとっても蒼斗は…




ずっとずっと…




“大切な男の子”だったんだよ…




もちろん、これからも……


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