リトルらぶ~そうまver.~

「ルーク、行こう。」

連れて帰りたいのは山々だったが、母さんが許すわけがない。
ルークもそれが分かったのか、動いてくれた


しばらく歩いているとルークは後ろを気にし始めた
まさかと思って振り返るとさっきの犬が5mほど後をついてきていた

「まじかよ…」

この先は大きな交差点がある。
しかたなく、その犬を抱きかかえ家に帰った


はぁ…

ため息をつく俺をよそにルークは機嫌よさそうに歩いている。
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