黒の森と、赤の……。/ ■恋愛シミュレーションゲーム□
鳴神川中学校の修学旅行が行われるのは、毎年7月の下旬。
今年もそれは例外ではなく、旅行当日の今日は7月25日。
一方、オレが鳴中の2年3組に転校してきたのが、今年の4月の始業式。
つまり一年前には、夏樹や小町屋や委員長はもちろん、七夜さんが言うところの『隣りのクラスの恋人』になんて、出会うはずがない。
……ってわけだ。orz
……詐称の彼女いない歴(生まれてから架空の彼女できるまで)を、少しでも短い期間にしてやろうと考えた、俺の致命的ミスやってん…。orz
見栄ミスやってん…。orz
「…追い討ちをかけるみたいでかわいそうだけど、あなたのこと、まだ『転校生』って呼び方をするクラスメイトがいるくらい、 転校して来て日が浅いでしょ、吉良くんは?」
驚きも閃きもしない、『当然でしょ?』とでも言わんばかりの口調で、オレにトドメを刺す委員長。
…この口振り…そして『虚栄』という言葉を即ぶっ放してくれたさっきの態度…。
…どうやら彼女も、司と同じく、最初からオレのウソを見抜いてた…っぽい…。orz
「どう?
理解できたかな、七夜くん?」
そう言って、いたずらっ子のような笑顔を向ける司に、俺は…。
…きええええええええーッ!!!
そのいたずらっ子みたいな笑顔がむかつく!!
もともと可愛い顔してるだけに、余計むかつく!!
…てゆうか、俺みっともなッ!!(`Д(´。)
『彼女いる』とかゆうリアルなウソばれた俺、本気でみっともなッ!!(T皿T。;;
今年もそれは例外ではなく、旅行当日の今日は7月25日。
一方、オレが鳴中の2年3組に転校してきたのが、今年の4月の始業式。
つまり一年前には、夏樹や小町屋や委員長はもちろん、七夜さんが言うところの『隣りのクラスの恋人』になんて、出会うはずがない。
……ってわけだ。orz
……詐称の彼女いない歴(生まれてから架空の彼女できるまで)を、少しでも短い期間にしてやろうと考えた、俺の致命的ミスやってん…。orz
見栄ミスやってん…。orz
「…追い討ちをかけるみたいでかわいそうだけど、あなたのこと、まだ『転校生』って呼び方をするクラスメイトがいるくらい、 転校して来て日が浅いでしょ、吉良くんは?」
驚きも閃きもしない、『当然でしょ?』とでも言わんばかりの口調で、オレにトドメを刺す委員長。
…この口振り…そして『虚栄』という言葉を即ぶっ放してくれたさっきの態度…。
…どうやら彼女も、司と同じく、最初からオレのウソを見抜いてた…っぽい…。orz
「どう?
理解できたかな、七夜くん?」
そう言って、いたずらっ子のような笑顔を向ける司に、俺は…。
…きええええええええーッ!!!
そのいたずらっ子みたいな笑顔がむかつく!!
もともと可愛い顔してるだけに、余計むかつく!!
…てゆうか、俺みっともなッ!!(`Д(´。)
『彼女いる』とかゆうリアルなウソばれた俺、本気でみっともなッ!!(T皿T。;;