黒の森と、赤の……。/ ■恋愛シミュレーションゲーム□
◆嫌がる裕也の耳元に強引に唇を近づけ、至近距離から愛を囁いた。


「……裕也…愛してるよ…?
…この旅行が終わったら、俺と…


 ……結婚してくれ……!! 」






……やったー♪

やってやりましたー♪♪

かわいいかわいい裕也ちゃんを突然シートに押し倒したあげくー、あまつさえ結婚の申し込みまでしてやりましたー♪♪♪


なんて自由奔放なんだ、俺。

でもそんな俺、プライスレス…!


謎の達成感に1人で盛り上がる俺の目の前で、突然すぎる告白&プロポーズに、ただでさえ大きな目をさらに大きく見開く裕也。

直後、端から見ていてもわかるくらい、顔全体が一気に真っ赤になっていく。


…か、かわええ…。(*´Д`*)ハァハァ

…なんてかわええんやこん子は…。(*´Д`*)ハァハァハァハァ


……だがしかし。

当然のことだが、こんなハッピーフリーダムをあっさりと見逃すこいつらではなかった。


「……お…まえ……裕也くんにっ、なにをしたッ!!?」

「今すぐ白川から離れろっ!!
この男色強姦魔野郎ッ!!」



ボカボカ☆



<司好感度、-1(※)>
<小町屋好感度、-1>


/(※) 好感度の説明は、本編開始直前にあります。/
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