実鳥森の少年の初恋
「僕が、森の精人界へ帰れる道を探してみるよ」
(ありがとう。たのもしいな。森の精人界へ
行ったことがあるのかな?)
「あるらしいけれど、覚えていないんだ」
「森の精人界への入り口なら私がわかるわ。
以前、いつもカンとローリーを見送っていたから」
「母さん、そうか。じゃあ、簡単に帰れるね。
ペリド、良かったね」
(メイ、ありがとう。じゃあ、しばらく人間界を
楽しんだあとに、入り口を教えてよ。
せっかく来たから、しばらく遊んでいくよ)
ペリドが嬉しそうに言いました。
ペリドに、森の精人界の話を聞きながら
だんだんと身近に感じてくるジンです。
(そうか。今は、カンの緑石のペンダントは
ジンが持っているのか)
感慨深げにペリドが遠い目をしています。
・・・
・・・
・・・
それぞれの思いを胸に夜も更けていきます。
*
(ありがとう。たのもしいな。森の精人界へ
行ったことがあるのかな?)
「あるらしいけれど、覚えていないんだ」
「森の精人界への入り口なら私がわかるわ。
以前、いつもカンとローリーを見送っていたから」
「母さん、そうか。じゃあ、簡単に帰れるね。
ペリド、良かったね」
(メイ、ありがとう。じゃあ、しばらく人間界を
楽しんだあとに、入り口を教えてよ。
せっかく来たから、しばらく遊んでいくよ)
ペリドが嬉しそうに言いました。
ペリドに、森の精人界の話を聞きながら
だんだんと身近に感じてくるジンです。
(そうか。今は、カンの緑石のペンダントは
ジンが持っているのか)
感慨深げにペリドが遠い目をしています。
・・・
・・・
・・・
それぞれの思いを胸に夜も更けていきます。
*