実鳥森の少年の初恋
マイの笑顔を見たとたんに、ドキドキしてしまって
心がどこかに行ってしまったようなのです。
僕、どうしたんだろう?

でも、不思議なコスモスのこと聞けるし
マイは、可愛いし。
・・・・

・・・・
あれ、可愛いって、もしかして
僕は、マイに一目惚れしたのかな?
考えだしてどんどん顔が赤くなるジンです。

「花野、おい、どうした?」
国語の先生が、こちらを見ています。
クラスのみんなも見ています。

「あ、あの、いえ、大丈夫です」

「聞いていなかったのか?」

「いえ、すみません」
ジンは、声が小さくなってしまいます。

先生はあきれながらも、もういちど
質問をしてくれて、ジンは、答えて
落ち着こうとしていました。

・・・

・・・・

・・・・
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