実鳥森の少年の初恋
ジンは、困りました。
僕には半分、森の精人界の血が混じっているから
ペンダントがなくても聞こえるし話せるんだとは
言えないと思っていました。
宙を見ながら、悩んでいると・・・

(ジンには、話せるように俺が魔法をかけて
おいたから、大丈夫なんだ。助けてもらったお礼さ。
さぁ、行こうか)
ペリドが、助け舟を出してくれました。

心の中で、ペリド、ありがとう。そう思うと
心に、ペリドの声で、心配するなよ。
マイは、わかってくれると思うぞ。まぁ、今は
この流れで行こうか・・・
と、確かに聞こえました。

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